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Astar dApp Staking(v3)のステーキング手順

Astar Network

AstarポータルでASTRのステーキングができる、Astar dApp Stakingのversion3(以下v3)でのステーキングの方法をご紹介します。

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v3の新しい仕組みについて

2024年2月に始まったv3ではステーキングの仕組みが少しだけ変更となりました。
ユーザー/ステーカー側にとって変更のあった大きな特徴としては主に以下の2点になります。

  • 「Vote期間とBuild & Earn期間」という期間を区切った仕組みを導入
  • ボーナス報酬制度の開始

まずはこれらを解説していきます。

この解説をスキップしてステーキングの手順を知りたい方はこちら

Vote期間とBuild & Earn期間とは

v3では、約4ヶ月に1度ステーキングが一斉に解除され、再度手動でステーキングを行う必要があるようになりました。

そしてこの4ヶ月という期間は、約11日間の投票期間Vote期間ステーキング報酬の発生する約111日間(Build & Earn期間)がセットになって1つのPeriodとされており、Build & Earn期間が終わると新しいPeriodに移行します。

以後、このVote⇆Build & Earnが繰り返されていきます

それぞれの特徴

Vote期間
  • AstarのdAppに投票をする期間
  • 投票=ステーキング先を選択
  • 約11日間
  • 複数のdAppを投票先として選択できる
  • 期間中はステーキング報酬が発生しないが、この期間に投票をすませば、Bonus報酬の権利が得られる(※条件あり)
Build & Earn期間
  • ステーキング報酬が発生する期間
  • 約111日間
  • Vote期間に投票し忘れても、途中からステーキング開始できます
  • 発生した報酬をClaimできます
  • 期間中ステーキングを解除することもできます
  • ステーキング額を追加できます

ユーザー/ステーカーがやることは?

なるべくVote期間中のときに、dAppへの投票/ステーキングを行いましょう。

次回のVote期間は、2024年6月13日~6月24日頃になると思われます。

現在のAstar dApp Stakingは”Period001″「Build & Earn期間」です
Period001
Vote期間2024年2月13日~2024年2月22日
Build & Earn期間2024年2月23日~2024年6月13日頃まで※<現在はこちら>

※1Era=約1日ですが、1Era≠24時間ではないためあくまでも日付は目安です。

ボーナス報酬とは

新たに、v3ではボーナス報酬という仕組みが導入されました。

Vote期間中はステーキングが解除され、Build & Earn期間が始まるまではステーキング報酬が発生しませんが、このVote期間の際に投票/ステーキングを行うことで、Periodの終わりにボーナスを獲得できる権利を得られます

そのための条件がこちら。

Astar dApp Staking v3のボーナス報酬を獲得するためには
  • Vote期間中に投票/ステーキング
  • Build & Earn期間が終わるまでずっと同じdAppにステーキングをする
  • Build & Earn期間が始まった時点からステーキングの額を減額していない

Vote期間にステーキングを始められなかったり、Build & Earn期間中に他のdAppへ変えてしまったり、ステーキングを途中で解除した場合には、ボーナス報酬の権利がなくなってしまいます

ボーナス報酬の権利がある場合は、Bonus Rewardsにチェックマークが付くようになります。

ボーナス報酬はいつ請求できるの?

次回のVote期間が始まったときに請求することができます。

例えば、現在のPeriod001で発生したBonus Rewardsは、Period002のVote期間に移行した際にClaimできます。

v3の更に詳しい仕組みについて

Astar dApp Staking v3のステーキングに関わる部分を簡潔にまとめましたが、より詳しい仕様を知りたい方は以下のページで深堀りできますので、ぜひご覧ください。

v3のステーキング手順

ステーキングをする際にはあらかじめ以下の条件を把握しておきましょう。

Astarポータルでステーキングを行うには最低限必要なASTRの量が決まっています。取引所等でASTRを用意する際には不足にならないよう、以下の点に気をつけましょう。

  • 最低500ASTRからステーキング可能。
  • ステーキング後の残高が10ASTR以上残るようにする。(Claimのときのガス代として多めに残しておく必要があります)

取引所で入手する場合は最低でも511ASTRを用意しておけばOKです!
度々Claimをする予定がある人はもう1~2ASTR余分に用意しておけば、Claim時のガス代不足の心配が減るでしょう。

ASTRをメタマスクへ入金する手順についてはこちらの記事にまとめていますので、併せてご確認下さい。

Astarポータルのネットワークを確認

Astar PortalのdApp Stakingのページ を開きます。

まずは接続先のネットワークを確認します。

Astar zkEVM(L2)は、dApp Stakingに対応していないため、Astar(L1)になっていることを確認しましょう。

接続できるウォレット

Astar dApp Staking v3ではメタマスク等のEVM系ウォレットも、Polkadot.js等のNativeウォレットも同じ手順で行えます。

2024年3月末時点で接続できるウォレットは以下のものになっています。PCとスマホで接続できるウォレットはそれぞれ違いますので対応しているか確認しましょう。

PCで利用する際には、予め利用するウォレットの拡張機能をブラウザに追加・設定しておきましょう。

EVMウォレット
PCで接続できるEVMウォレットには、MetaMask、OneKey、Talisman、SubWallet、Hana Wallet、Enkrypt、WalletConnectがあります。
PCで接続できるEVMウォレット
スマホで接続できるEVMウォレットはPCと少し変わります。
GridlockWallet、MetaMask、OneKey、SubWallet、Wallet3、Nova Wallet
スマホで接続できるEVMウォレット
Nativeウォレット
PCで接続できるNativeウォレット
スマホで接続できるNativeウォレット

ステーキングの仕方

以下の説明では、PC(Webブラウザ)でウォレットはSubWalletを利用しています。

Astarポータルにアクセス

Astar PortalのdApp Stakingのページ を開きます。
https://portal.astar.network/astar/dapp-staking/discover

「Start Staking Now」をクリックします。

※先にdApp Stakingのリストからプロジェクトを選択した場合はSTEP3へスキップしてください。

ステーキング先のdAppを選択する(複数可能)

「Vote for project」からステーキング先に選びたいプロジェクトを選択します。

ここでは一度に複数のdAppを選択可能です。

選択したdAppにステークするASTRの量を設定します

それぞれのプロジェクトにステーキングするASTRが500以上になるように、値を入力します。

ステーキング後の残高(Transfeable tokens)が10ASTR以上となるようにして下さい。

「Vote for more projects (option)」で更にステーキング先を増やすこともできます。

値を入力したら「Confirm」ボタンをクリックします。

ウォレットのトランザクション承認を進めます

ブラウザ拡張機能のウォレットが起動して、ポップアップが表示されます。

今回の説明では、SubWallet(PC版)を利用しています。

「Approve」で承認を進めます。

トランザクションが通ります

トランザクションが通り、無事にステーキング完了です!

ステーキング状況を確認する

投票/ステーキング後に現在のステーキングの状況を確認するには、AssetsページのStakingで見ることができます。

ステーキングしてるASTRを、移動/解除/追加するには?

My DAPPSの右側にあるManageの矢印から行うことができます。それぞれのアイコンの意味を以下に説明します。

Move
(→)
現在ステーキングしているdAppから別のdAppにASTRを移動します。一部または全部移動できます。移動先が最低500ASTRとなるようにする必要はあります。
Unlock
(↑)
現在ステーキングしているdAppのステーキングを解除します。解除した場合、ASTRのロック期間が10Era(約10日)発生します。
Add
(↓)
現在ステーキングしているdAppに追加でASTRをステーキングします。

いずれの操作の場合にもトランザクションを通す必要があります。

Bonus rewardsに✅️(ボーナス報酬の権利)があるdAppにAddで追加した場合、追加分にはボーナスが発生しませんのでご注意下さい。
(ボーナス報酬の権利が有るdAppと無いdAppとして同じ名前のプロジェクトが2つ、My Stakingのリストに掲載されます。)

ステーキング報酬を請求する

Vote期間が終わり、Build&Earn期間に以降してから報酬が発生するようになります。この報酬はいつでも請求することができます。
Build&Earn期間の途中からステーキングを始めた場合は翌日(1Era経過後)から、報酬をClaim(請求)することが可能です。

AstarポータルのAssetsページからClaimできます。

Stakingの枠の右下にある、「Claim estimated Rewards」をクリックします。

ブラウザ拡張機能のウォレットが起動して、ポップアップが表示されます。

「Approve」で承認を進めます。

トランザクションが通れば、Claim成功です。
ステーキング報酬は「Transferable」に反映されます。

v2の機能にあった、Claimした報酬を自動的にステーキングに組み込んで複利運用が可能な「Re-Stake Aftar Claiming」は、v3では実装されていません。

受け取った報酬をステーキングに回したい場合は、手動で追加ステーキングを行いましょう。

終わりに

以上がv3に移行後のAstarポータルにおけるdApp Stakingの仕方でした!

EVMウォレットとNativeウォレットどちらでもdAppステーキングができるので、扱いやすい方を選べるのは良いですね!

プロジェクトによってはNativeウォレットでステーキングをした場合、エアドロなどのプロジェクト独自の報酬還元が有る場合はEVMウォレットとの紐づけが必要になることもあります。プロジェクトのDiscordやXなどで予め確認しておきましょう。

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