日本初のパブリックブロックチェーンであるAstar Network(Astarチェーン)のトークンを扱うための事前準備についてまとめました。以下のことがわかるようになります。
- メタマスクにAstar Networkを追加する方法
- メタマスクでASTRの残高が確認できるようになる
- トークンを手動で追加する方法
この記事は、ブラウザにメタマスク(MetaMask)のインストールが済んでいることを前提としています。
Astarネットワークの追加
Astarポータルへアクセスし、「Connect」ボタンをクリック→MetaMaskを選択します。
「このサイトにネットワークの追加を許可しますか?」
が表示されるので、承認をクリックします。
これで自動的にAstarネットワークが追加されます。
もし、メタマスクのポップアップが表示されずネットワークの追加ができなかった場合はこちらの値を入力していきましょう。手順は以下に続きます。
ネットワーク名 | Astar Network Mainnet |
ネットワークURL(RPC URL) | https://evm.astar.network |
チェーンID | 592 |
通貨記号 | ASTR |
ブロックエクスプローラーのURL (任意) | https://blockscout.com/astar または https://astar.subscan.io/ |
RPC URLは他にもあります!
以下でリストされているので、接続がうまく行かないかな?と思ったときに変更してみるのも良いかもしれません。
https://chainlist.org/chain/592
ブラウザのアドレスバー右側にあるメタマスクのアイコンをクリックします。
右上にあるマイアカウントのアイコンを選択します。
一番下にある「設定」をクリックします。
「ネットワーク」を選択します。
ネットワークを追加を選択します。すると、新しいタブでネットワーク設定ページが開かれます。
すでに追加されているネットワークの情報を編集する場合はここでネットワーク名を選択します。
ネットワークを手動で追加をクリックします。
入力欄に、先程の情報⇡を入力していきます。
入力が完了したら、保存でネットワークの追加が完了です。
Astarチェーンのトークンを追加する
ASTRの追加
ASTRはAstarチェーンの基軸通貨なので、上記の過程でAstarNetworkを追加できたらメタマスク上でASTRを確認できる状態になっていると思います。
そのため、個別にASTRを追加する作業はありません。
Astarチェーンに他のトークンを追加したい場合は以下に説明しますね。
例えば、ARSWトークンを追加
今回は、Astarネットワーク上にあるDEX(分散型取引所)のArthSwapが発行しているトークン「ARSW」を例に追加します。
ブラウザのアドレスバー右側にあるメタマスクのアイコンをクリックします。
メタマスクのポップアップを開き一番下までスクロールして「トークンをインポート」をクリックします。
それぞれの入力欄に情報を入れていきます。
トークンコントラクトアドレスに以下のアドレスをコピペします。
トークンシンボルと、小数桁数は自動で入力されます。
カスタムトークンを追加 をクリックします。
トークンをインポート をクリックします。
一覧にARSWトークンが表示されれば完了です!
今回はコピペで済ましてしまいましたが、他にもトークンを追加したい場合は以下の方法でコントラクトアドレスを調べることができます。
Astarチェーンの事前準備完了!
これで、メタマスクウォレットにAstarNetworkの追加とトークンの追加ができました!
ASTRが無料で貰えるFaucetはご存知ですか?
AstarチェーンのNFTを購入したり、ASTRをスワップしたりする際に必要なガス代程度のASTRを少しだけもらえるサービスがあります。
その貰い方については以下の記事にまとめていますのでよろしければご一読ください。
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